迷って
行かないが一番損
男性の悩みで先送りが起きる理由の多くは、恥ずかしさではなく「どこに行けばいいか分からない」ことです。まずそこを片付けます。
「これは何科なんだろう」で止まっている間に、状態が進むことがあります。受診先の切り分けは、症状さえ分かれば難しくありません。
主な4つの診療科
この4つで大半が片づく
①泌尿器科。尿・排尿、膀胱、前立腺、性機能、陰部の症状。男性の悩みで最も守備範囲が広い科です。
②皮膚科。皮膚、頭皮、毛髪、かゆみ、湿疹、においに関わる皮膚の状態。
③形成外科・美容外科。形や見た目に関わるもの。手術を伴う処置。
④内科。全身のだるさ、体重、血圧、血糖、健診の数値の異常。原因が分からないときの最初の窓口にもなります。
迷ったときの原則:「どこが」より「どうなっているか」で選ぶ。部位で決めようとすると迷いますが、症状(痛い・出る・かゆい・形が気になる・数値が悪い)で考えると分かれます。
そして、間違えても大きな問題にはなりません。違う科だった場合、適切な科を紹介してもらえます。行かないことのほうが損です。
症状から引く
尿の回数が多い・出にくい・残る感じがする・夜に何度も起きる
→ 泌尿器科。年齢とともに増える症状で、原因は複数あります。→ 尿の悩みの整理
尿が漏れる・下着が濡れる
→ 泌尿器科。タイプによって対処が違います。生活面の工夫で軽減できる場合もあります。
髪が薄くなってきた・生え際が後退している
→ 皮膚科(AGAを扱うクリニックを含む)。進行を抑える治療があります。→ 薄毛対策の順序
頭皮がかゆい・フケが多い・赤みがある
→ 皮膚科。市販品で対応できる範囲と、治療が要る範囲があります。→ 頭皮のにおい・フケ
陰部の形が気になる・皮膚が余っている
→ 泌尿器科または形成外科。術式と費用の考え方があります。→ 費用の比較
性機能に関する悩み
→ 泌尿器科。背景に生活習慣病が隠れていることがあるため、健診の数値も併せて確認されます。
疲れが取れない・体重が増えた・健診で指摘があった
→ 内科。まずここで全体を見てもらうのが早い。→ 加齢と受診の線引き
体のにおいが気になる
→ 部位により皮膚科。頭皮なら皮膚科、わきなら皮膚科・形成外科。
間違えやすい組み合わせ
「泌尿器科は性病の科」だと思っている
違います。排尿、前立腺、腎臓、膀胱まで含む幅広い科です。年齢を重ねた男性が最も世話になる科の一つです。
薄毛を内科で相談する
一般内科では専門的な治療は扱っていないことが多いため、皮膚科またはAGAを扱うクリニックのほうが話が早い。
だるさを「歳のせい」で済ませる
背景に治療できる原因があることがあります。健診で指摘があるなら、まず内科。
形の悩みを我慢する
形成外科・泌尿器科で相談できます。費用と術式は事前に確認できます。
男性の悩みの無料カウンセリングを予約する
カウンセリングは無料です。治療内容と費用を確認したうえで判断できます。
- カウンセリング・相談は無料の場合があります
- 掲載内容は各社公式サイトの公表値です
- 診断・治療方針は医師の判断によります
受診しづらさへの対処
「恥ずかしい」で先送りするのは、実務的には損です。それでも行きづらい場合の現実的な手:
・男性医師を指定できるか確認する。できる医療機関があります
・オンライン診療を使う。症状によっては初回から対応できる場合があります
・予約制のところを選ぶ。待合の時間が短くなります
・症状をメモして持っていく。口頭で説明する負担が減ります
・「健診で指摘されたので」から入る。切り出しやすくなります
医療者にとっては日常的に扱っている相談です。珍しいことではありません。
初診で聞かれること
準備しておくと、初診が短く正確に終わります。
・いつからか(週単位・月単位で)
・どのくらいの頻度か
・悪化するとき・楽になるときはあるか
・飲んでいる薬・サプリメント(お薬手帳を持参)
・持病、手術歴
・健診の結果(直近のものがあれば持参)
・家族に同じ症状の人がいるか
特に「いつから」は重要で、ここが曖昧だと診断の絞り込みが遅くなります。思い出せる範囲でメモしておいてください。